さちの場面緘黙症②

さちの場面緘黙症について、続きです。

さちは、家ではとても活発でお喋りも達者です。

私のお料理のお手伝い(結構ジャマだけどタラー)や、ゆっちとお人形で遊んだり、歌ったり、踊ったり…

至って普通の年相応の子に見えます。

ですが、保育園の門をくぐったと同時に全く喋らなくなります。そして表情も緊迫した感じで無表情になり、隣に居る私へも緊張と不安が伝わってきます。

保育園の門の内と外で何らかの境界線があるように……

そして個人懇談で、さちの保育園での様子を担任の先生から聞いた話しです。

4月当初は本当に不安だったようで、手を口に入れて不安を堪えていたようです。

そして、園でのイベント事(お誕生日会など)などの皆んなが集まる時は、すすり泣いていたそうです。声が出せないさちなりの感情表現だったのでしょうね…

更に、お弁当を食べるにしても、ハサミを使うにしても、まず第一動作が出来ず、先生の介助が必要なんだそうです。第一動作をしてもらうと、その後は自分でやるそうですが…

この時点、私の想像を既に超えていました。

これはマズイと思い、さちを小児精神科の受診をさせることにしました。

そして、担任の先生へも3歳児健診で場面緘黙症だと言われた事などを伝えました。

担任の先生もこの発達障害についてご存知でなかったみたいなので、発達障害児についての留意点を後日、お手紙にして伝えました。

お手紙の内容については、次に書きます。

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